うるさい

変なところでスイッチが入ってしまう胡桃です、どーも。


僕は基本的にたばこは嫌いです。
その中でも歩きたばことポイ捨ては許せません。
浪人生の頃はよくそういう人に注意したりしてましたが、そのたびに逆に親に注意されてしまうのでした*1
ま、怖い世の中になってきましたからね。
多少は自分の身を考えて、ここのところは自分の中だけに思いをとどめてきました。
ですが……


大学から駅への帰り道、ワンダーフォーゲルを聞きながら歩いていたら、前から歩きたばこで向かってくる初老のおじいさん。
あと数mって所ですれ違うってところで、そのおじいさんはポイッと捨てて足で踏みつぶして、何事もなかったかのように立ち去ろうとしたので、目が釘付けになってしまった僕は、
「それ、どうするんですか?」と聞きました。
おじいさんは
「は?」
と。あまりにも日常的な行為すぎたのでしょうね。
もう一度、僕は聞きました。
「それ、どうなさるんですか?」
何のことだかわからないのかどうか
「何が言いたいんだ」
いや、だからさ、たばこをポイ捨てしたままにするのかってことだって。
「それ、拾わないんですか?」
やっと僕が言いたいことを理解したのか、こちらが引かないことを悟ったのか、おじいさんは
「うるさいだな!」
と言って渋々たばこを拾いました。
そこにまたブチッときてしまい、
「女だといけないんですか!?」
「うるさい!」
とだけ言い残し、そのまま去っていきました。
たばこは拾われたわけだし、これ以上つっこむこともなかろうと思い、僕もその場を後にしました。
それでも、心の中にもやもやは残ったままで、やり切れない思いはなかなか消えませんでした。


僕は、どうすればいいんでしょうね。

*1:曰く「注意したら逆ギレされて刺される」のだそうで